【イラストで読み解く】関税圧力乱用で増大する米国の負担

人民網日本語版 2025年02月17日15:20

イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

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米国の新政権は発足以来、関税問題で絶えず動きを続けている。

現地時間2月11日、ホワイトハウス高官は、トランプ大統領が米国に輸入される鉄鋼とアルミニウムに対して25%の追加関税を課す計画であることを明らかにした。2月1日には、トランプ大統領がカナダとメキシコから米国へ輸出される製品に対して25%の関税を課す大統領令に署名した。その後、2月3日にはカナダに対する追加関税措置の適用を30日間延期するとSNSで表明していた。

高額な関税は米国の企業や消費者の負担を増大させるだけであり、問題の根本的な解決にはならない。ムーディーズによる試算では、対中追加関税による92%のコストは最終的に米国の消費者が負担し、米国の家庭は関税のために年間支出が平均1300ドル(1ドルは約151.9円)増えることが指摘されている。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年2月17日

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