山岳地帯の秦巴山区を走る鈍行列車

人民網日本語版 2025年02月19日14:05
山岳地帯の秦巴山区を走る鈍行列車
乗客の荷物の農産物を積み込む6064号の乗務員(2月17日撮影・邵瑞)。

宝成線(陝西省宝鶏-四川省成都)を走る列車6063/6064号は、陝西省宝鶏市と四川省広元市を結ぶ公益性を備えた鈍行列車だ。乗車料金が安く設定されているほか、山岳地帯の秦巴山区の各駅で停車し、山間の小さな村を繋いでいるため、沿線の村民にとっては、移動する際の第一の選択肢となっている。新華網が報じた。

この列車の乗客の多くは、農産物を売る沿線の村民であるため、鉄道当局は、農産物を置くことができるスペースを設けた専用の車両を編成している。長年にわたって運行を続けているこの列車は、多くの村民が山地から定期市が開かれる場所まで移動できるようサポートしており、秦巴山区に住む人々が豊かな生活を送ることができるようバックアップしている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年2月19日

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