中国1月の外資導入額、前月比27.5%増の975億9千万元

人民網日本語版 2025年02月20日11:29

商務部(省)が19日に発表した最新のデータによると、今年1月には中国の実行ベース外資導入額(以下同)が前年同期比13.4%減、前月比27.5%増の975億9000万元(1元は約20.7円)だった。

同期に中国で新たに設立された外資系企業は前年同期比7.8%減の4229社だった。

1月の実行ベース外資導入額を産業別で見ると、製造業は287億8000万元、サービス業は667億8000万元だった。ハイテク製造業は122億4000万元で、全国の外資導入額のうち12.5%を占め、割合は2024年通年に比べて0.8ポイント上昇した。医薬品製造業は同68.4%増、科学技術成果実用化サービス業は同23.9%増となった。

投資元別に見ると、1月は英国からの対中投資の成長率が最高で324.4%に達した。次に成長率が高かったのは韓国からで104.3%に達した。

現在、世界の国境を越えた投資が低迷し不振に陥っているなどの影響により、中国の外資導入は課題に直面している。既存の外資を安定させつつ新たな外資を拡大し、一流のビジネス環境を作り出すことが、今年の中国のビジネス分野における重要な課題だ。

同部は、「今後、自主開放と一方的開放を計画的に拡大し、『投資中国』ブランドを構築し続け、国家レベルの経済開発区を外資誘致のプラットフォームとして活用し、外資系企業へのサービス保障を強化していく」としている。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年2月20日

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