全国両会が近く開催 重要な節目として国内外が注目
今年の全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)が間もなく開催される。今年は第14次五カ年計画(2021~25年)の最終年であり、第15次五カ年計画の構想を描く年でもある。この重要な節目において、今年の全国両会は外国にとって、内政と外交のグランドデザインから国家経済と国民生活の方針に至るまで、中国の発展の青写真を見る重要な窓となるだろう。中国新聞社が伝えた。
■経済発展の方向性
外的圧力の高まり、国内課題の増加という複雑で厳しい情勢を前に、今年の政府活動報告でどのような発展目標が示されるかに外部は注目している。特にGDP成長率、CPI上昇率、財政赤字といった指標の設定や新興産業の配置は、中国経済の質の高い発展の見通しに直接かかわるものとなる。
昨年末の中央経済政策会議では、一連の目標と任務が打ち出された。いかにして「ビジョン」を「実行可能な計画」に変えるかが、全国両会の重要な注目点だ。また、第14次五カ年計画が今年終了するため、次の五カ年計画に関する議論も集中的に行われる。国家発展の青写真である五カ年計画が次期五カ年計画へとシフトするこのタイミングにおいて、人々は今年の両会に対して経済政策の面でより強いメッセージの発信を期待している。
■中国と世界の深い交流
過去1年間に中国はビザ免除措置の対象国を拡大し続け、外国人の出入国者数は前年比82.9%増となった。ビザの利便性向上政策は、中国と外国の人々の距離を縮めるだけでなく、経済・貿易や人的・文化的交流にも好影響を与えている。
今後、中国がどのように外国との深い相互交流を続けるかに、国内外の世論は注目している。上層部交流から民間交流まで、経済・貿易協力から人的・文化的交流まで、政府活動報告や全国両会期間での権威ある回答を通じて、高水準の対外開放の拡大や中国と外国との交流促進にかかわる一連の重要な議題について、対応や説明が行われることが期待される。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年2月25日
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