【イラストで読み解く】「関税の圧力」を振りかざして「米国第一」を遂行する米国

イラスト作成・譚希光（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

米国の新政権は発足以来、関税問題で絶えず動きを続けている。トランプ大統領はこのほど、全ての輸入鉄鋼及びアルミニウムに対して25％の関税を課すと発表し、さらに「相互関税」の導入を宣言した。

英紙ガーディアンの報道によると、トランプ大統領は追加関税の理由について（1）大量の不法移民の流入（2）麻薬及び不法薬物の流入（3）カナダとメキシコによる巨額の補助金給付－－を挙げた。

実際には、米国の追加関税は一国主義と保護主義、自国の地政学的利益を考えた「米国第一」を遂行するものであり、いわゆる経済的要因によるものではない。米国による関税の濫用は、米国企業や消費者にさらなる打撃を与えるだけでなく、世界経済にも深刻な影響を及ぼし、最終的には共倒れとなるものだ。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年2月26日