中国の2024年GDPは前年比5.0％増加　国家統計局

国家統計局は28日、2024年国民経済・社会発展統計公報を発表した。速報値の計算によると、通年の国内総生産（GDP）は前年比5.0％増の134兆9084億元（1元は約20.5円）だった。

第一次産業の生産額は前年比3.5％増の9兆1414億元、第二次産業は同5.3％増の49兆2087億元、第三次産業は同5.0％増の76兆5583億元となっている。また、第一次産業の生産額がGDPに占める割合は6.8％、第二次産業の生産額の割合は36.5％、第三次産業の生産額の割合は56.7％だった。

最終的なGDP成長率への寄与度を見ると、消費支出がGDP成長率を2.2ポイント、総資本形成額が1.3ポイント、物品・サービス純輸出が1.5ポイント、それぞれ押し上げた。

四半期別に見ると、第1四半期（1-3月）のGDPは前年同期比5.3％増、第2次四半期（4-6月）は同4.7％増、第3四半期（7-9月）は同4.6％増、第4四半期（10-12月）は同5.4％増だった。

通年の1人当たりGDPは前年比5.1％増の9万5749元だった。国民総所得は同5.1％増の133兆9672億元。1人当たり労働生産性は同4.9％上昇して17万3898元となった。（編集KS）

「人民網日本語版」2025年2月28日