蔵暦新年控え、大いににぎわう年越し用品市場 西蔵・拉薩

人民網日本語版 2025年02月28日15:20
蔵暦新年控え、大いににぎわう年越し用品市場 西蔵・拉薩
拉薩の街頭で撮影された「五彩経播樹(チベット仏教の伝統的な祈祷旗であるタルチョの旗竿)」。蔵暦新年の期間中、人々は、縁起の良い日を選び、自宅の屋根に取り付けた五彩経播樹を新しいものに取り換え、新年の五穀豊穣と吉祥如意を祈願する(撮影・次仁羅布)。

蔵暦(チベット暦)の「木蛇年」へのカウントダウンに入り、西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市の年越し用品市場は、1年で最も活気溢れる時期を迎えている。人民網が伝えた。

同市の八廓街は人々の声で賑わい、衝賽康市場は人が押し合いへし合いするほどの混雑となり、あたりには酥油(ヤクの乳から作られるバター)や青稞酒(ハダカムギの酒)の香りが漂い、あちこちから幸福を祈るという意味のチベットの挨拶の声が聞こえてくる。手作りの酥油花(バター細工)からチベットスタイルの文化クリエイティブグッズ、1千年にわたり伝承されてきた「古突(ヤクでだしを取った伝統的なスープ)」の材料から「ワンクリックで自宅まで」届くオンライン年越し用品まで、「太陽の都」と呼ばれる拉薩は、人々の活気に満ち、伝統的な祝日の喜ばしい序曲を奏でている。(編集KM)

「人民網日本語版」2025年2月28日

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