李強総理が全人代で政府活動報告、国防・軍隊建設の方針示す

第14期全国人民代表大会（全人代）第3回会議の開幕式が5日午前9時、北京の人民大会堂で行われ、李強総理が国務院を代表して政府活動報告を行った。

李総理は政府活動報告の中で「過去1年間、国防・軍隊建設は新たな重要な進展を遂げた。新たな1年において、我々は『習近平軍強化思想』を深く貫徹し、新時代の軍事戦略方針を貫徹し、人民の軍隊に対する党の絶対的指導を堅持し、軍事委員会主席責任制を全面的に深く貫徹し、持続的に『政治整訓』（軍における政治的規律強化・政治教育の一形態）を深め、建軍百年奮闘目標の難関攻略戦での勝利に全力を挙げる必要がある。軍事訓練と戦時への備えを深く推し進め、新たな質の戦闘力の発展を加速し、中国の特色ある現代的軍事理論体系を構築し、国家の主権・安全保障・発展上の利益を断固として守る必要がある。第14次五カ年計画に基づく軍隊建設の総仕上げをしっかりと行い、国防発展の重大プロジェクトの実施に拍車をかけ、サイバー情報システムの構築を加速する必要がある。軍・地方間の体制改革を協力して推進し、国防科学技術産業のシステムと配置を最適化し、統合型国家戦略システム・能力構築メカニズムを整備する必要がある」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年3月5日