中国の有人月面探査ミッションが着実に進展

人民網日本語版 2025年03月05日08:34

2030年までに中国人初の月面着陸の目標に向けて、中国の有人月面探査プロジェクトの月面着陸段階におけるミッションの各開発・建造作業は計画通りに着実に進んでいることが3日、中国有人宇宙事業弁公室への取材で分かった。今年は、中国の有人宇宙飛行事業は宇宙ステーションの応用と発展、および有人月面探査の二大ミッションを着実に推進し、科学技術強国、宇宙強国の建設にさらなる貢献を果たすことになる。新華社が伝えた。

現在、キャリアロケット「長征10号」、有人宇宙船「夢舟」、月面着陸機「攬月」、月面着陸宇宙服「望宇」、有人月面探査車「探索」などの主要飛行機器は初期試作の段階にあり、段階的な進展を遂げている。文昌発射場の月面着陸ミッションに関連する打ち上げ施設設備のテストは秩序よく進んでおり、測量・制御・通信、着陸場などの地上システムは全体計画を完了し、順次各プロジェクトの建設を展開する予定となる。(編集SC)

「人民網日本語版」2025年3月5日

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