中国1-3月の物品貿易輸出入が1.3%増 対外貿易の強靱さはどこから?
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税関総署の王令浚副署長は14日に行われた国務院新聞弁公室の記者会見の中で、「各種の既存政策と追加政策が持続的に力を発揮して効果を現したことから、中国の経済運営は安定したスタートを切り、発展状況は新たな方向に向かって好転し、対外貿易は圧力に耐えて前進し、大規模な増加と質の向上を実現した。今年第1四半期(1-3月)の中国の物品貿易輸出入額は前年同期比1.3%増の10兆3000億元(1元は約19.5円)に上った」と述べた。
一国主義と保護主義の台頭に直面しながら、同期の中国が上げた対外貿易の成果が広く注目を集めた。
輸出入額は同1.3%増の10兆3000億元となり、圧力に耐えながら前進する中国の対外貿易は、強い強靱性を示し、安定したスタートとなった。
この強靱性は中国のスマート製造の力強い実力によるものだ。新たな質の生産力の発展が加速し、対外貿易の「新しさの含有量」が絶えず上昇し、中国製品はグローバル産業チェーン・サプライチェーンに深く食い込み、川上から川下に至る企業を擁するようになっただけでなく、世界各国の消費者に豊富な選択肢を提供し、多様化するニーズに対応している。
この強靱性は多様な市場が絶えず拡大発展したことによるものでもある。ASEANは引き続き中国最大の貿易パートナーであり、中国の対外貿易に占める割合が16.6%に達した。「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設国との輸出入規模は再び同期の過去最高を更新し、中国の対外貿易に占める割合は51.1%に達した。欧州連合(EU)との輸出入も安定した増加傾向を保った。
困難と挑戦に直面する中、ハイレベルな対外開放の拡大を堅持し、多様な市場を積極的に構築し、自国の確実性によって外部環境の不確実性に対処し、自国の質の高い発展によって各国の共同発展を後押しすれば、中国の対外貿易は必ずや世界経済により多くの安定性とプラスのエネルギーを注入することになるだろう。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年4月17日
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