北京市懐柔区、ロボットワールドカップ中国大会を開催

人民網日本語版 2025年05月06日14:14

3日間にわたる2025中国ロボット大会ならびにロボットワールドカップ中国大会がこのほど、北京懐柔雁栖湖国際会展センターで開催された。大会では全国73の大学から233チーム、さらに264の小中高校チームが出場し、総出場者数は1593人に達した。大会では合計32の優勝チーム、30の準優勝チーム、25の3位チームが誕生。北京日報が伝えた。

競技中のロボット。画像提供:懐柔区委員会宣伝部

競技中のロボット。画像提供:懐柔区委員会宣伝部

同大会は1999年の創設以来26回連続開催となる。今大会は最先端技術を取り入れた競技が設定され、大学生部門と青少年部門の二部構成となっている。大学生部門はロボットワールドカップサッカー大会、レスキューロボット、ロボカップ@ホームなどの4分野・11種目で、シミュレーションから実機までの全面的な技術的挑戦を網羅。青少年部門はロボットサッカー、ダンス競技、レスキュー競技、楽しい障害物通過、宇宙の旅などの11分野・36種目。

うち懐柔区教育委員会が選抜した25チーム・59人の学生が楽しい障害物通過や騎兵パトロールなどの3競技に出場し、4つの優勝、3つの準優勝、1つの3位を獲得。

中国自動化学会の李少遠副理事長は、「科学技術イノベーションは新たな質の生産力発展の中核要素だ。今大会は出場者に交流と学習の場を提供しているだけでなく、創造的思考と実践能力を育成し科学技術の熱意を喚起する重要な手段でもある」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年5月6日

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