雲南省の紅河県で田植えの開始を告げる行事「苗開き」
人民網日本語版 2025年05月07日16:32
雲南省紅河哈尼(ハニ)族彝(イ)族自治州紅河県甲寅鎮の十二竜泉棚田では5月2日、田植えの始まりを告げる行事「苗開き」が行われ、伝統衣装を身にまとった現地の村民たちが登場。観光客たちは、現地の人々と共に、田植えをしたり、魚のつかみ取りを体験したりして、紅河県伝統の農耕文化の魅力と活力を肌で感じ、村のあちらこちらで歓声があがっていた。人民網が伝えた。
魚のつかみ取り体験エリアでは、観光客たちがズボンの裾をまくり上げ、腕まくりをして、田んぼに入り、魚のつかみ取りを存分に楽しんでいた。また木製の回転シーソー「打磨秋」が設置されていた場所でも、歓声があがっていた。この哈尼族の暮らしに不可欠な遊具は人気を集め、多くの観光客が体験していた。この遊具は2人が1組になって丸太の両側にそれぞれ座ると、回転しながら上下に動く。シーソーで遊ぶ人や体験する様子を楽し気に眺める人々の笑い声が山にこだましていた。
「春の苗開き」のほか、紅河県は今後、観光客に「雲南の生活」を没入型で体験してもらうべく、「夏の長街宴(長々と並べられたテーブルで大勢の人が料理を味わうイベント)」、「秋の収穫祭」、「冬のキャンプファイヤー」といった文化観光イベントを開催する計画という。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年5月7日
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