雲南・昆明-ベトナム・ハノイ間の国際道路の輸送路線が正式に開通
人民網日本語版 2025年05月16日14:54
昆明総合保税区を出発する国際道路旅客輸送バス(撮影・李双平)。
中国雲南省の昆明とベトナムの首都ハノイを結ぶ中国ベトナム(昆明-ハノイ)国際道路の輸送路線開通記念車両出発式典が、14日に昆明市の昆明総合保税区で行われた。これにより中国の貨物輸送車両はCBTA(メコン地域の越境交通円滑化に関する多国間協定)の許可証を取得している車両は、国境を越えてベトナムの内陸部に行けるようになり、中越間の国際道路輸送の利便性がより一層向上することになる。人民網が伝えた。
今回の直通輸送業務は5月14日に始まり16日に終わる予定だ。国際道路貨物輸送車両6台と国際道路旅客輸送バス1台が車列を組み、国境を越えた輸送任務を共同で遂行する。そのうち貨物輸送車両には主にキャベツ・ブロッコリー・レタスなどの生鮮野菜と布製品が積まれ、旅客輸送バスには乗客が乗るほか、一部の軽貨物も積み込まれた。
車列は中国・昆明を出発し、同省の河口道路通関地・出入境審査所から出国し、ベトナムのラオカイ、イエンバイ、ベトチなどを経由し、終点のハノイに到着する。総延長は約700キロメートルあり、始発地点から終着地点までの所要時間は2日間だ。
この道路での直通輸送業務では「コンテナまるごと」モデルや「車両まるごと」モデルが採用され、通関手続きがより簡素化された。従来の輸送モデルに比べ、貨物車両1台あたりの通関にかかる時間は約1日短く、約1000元(1元は約20.1円)のコストカットになり、輸送効率の大幅向上とコストの大幅カットを実現した。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年5月16日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn