中国の揚水発電設備容量、9年連続で世界1位
人民網日本語版 2025年06月03日14:30
水電水利企画設計総院がこのほど発表した「中国再生可能エネルギー発展報告書2024年度」によると、24年末現在の中国の揚水発電設備容量は累計5800万キロワット(kW)を超え、24年の新規稼働容量は775万kWで、年間で23基の揚水発電所が新たに建設・承認された。中国の揚水発電設備容量は9年連続で世界1位で、2位は日本、3位は米国が続く。人民日報海外版が伝えた。
発展構造から見ると、揚水発電所の建設が徐々に東部から西部へと大規模に展開されている。プロジェクトの特徴から見ると、建設中の発電機は落差が高く、単体容量が大きい傾向を呈しており、可変速発電機の国産化が加速している。また、揚水発電技術は探査、施工、設備製造などの面でいずれも進展を遂げている。
中国は揚水発電所に適した自然資源に恵まれている。関連報告によると、地理的位置、水源条件、初期の経済性など多角的要因を総合的に考慮し、中国全土で総規模計約16億kW(既設、建設中、計画中を含む)の潜在的資源が調査・選定された。中国のほとんどの省(自治区・直轄市)に揚水発電所の潜在的資源が存在する。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年6月3日
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