山西省のオートミールや黄酒が初めて日本に輸出

人民網日本語版 2025年06月11日09:36

山西省の太原税関は9日の取材に対して、同税関に所属する忻州税関の検査を経て、オートミール100キロと、糖質量濃度が100ml当たり1.0g以下の黄酒10箱がこのほど、日本に輸出されたことを明らかにした。山西省産のオートミールや黄酒が輸出されるのはこれが初めてのことで、同省の農産物加工品が、東アジアの高級品市場に進出していることを示している。

今回輸出されたオートミールは、山西省北部の標高が高く、冬は寒さが厳しい山間部で生産された。冬は寒く、夏も涼しい気候の地域で、グリーン栽培技術を活用して生産されたオートミールは、食物繊維が多く、血糖値が上がりにくいヘルシーな食品となっている。日本のクライアント代表がオートミール生産工場を視察した際、「オートミールの品質に驚いた。商品というよりも、中国の歴史を誇る農耕文明の産物だ」と高く評価したという。

オートミールを輸出する山西天池農業発展有限公司の弁公室の白永偉主任は、「今回の輸出によって、『山西の特色ある食品』から『国際的なヘルシー食品』への飛躍が実現した。今後、日本の取引先に合わせて数十トン輸出することになっている」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年6月11日

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