国際定期貨物列車「中欧班列(武漢)」の輸送量が前年同期比で増加

人民網日本語版 2025年06月25日14:32

電子機器や機械設備といった貨物を積んだ国際定期貨物列車「中欧班列(武漢)」が24日、中鉄聯合コンテナ有限公司・武漢センター駅から出発した。これにより、同列車の本年度の運行本数は累計510本に達し、前年同期比で17.24%増加した。

データによると、「中欧班列(武漢)」の欧州路線と中央アジア路線が「ダブルエンジン」となり、急速な伸びを牽引している。欧州路線を見ると、往路の貨物発送量が前年同期比63.06%増となっている。中央アジア路線を見ると、往路と復路の列車が貨物を積載して同時に出発しており、往路・復路の貨物発送量が前年同期比200%増に達している。

華中師範大学経済・工商管理学院の胡継亮准教授は取材に対して、「データの伸びは、湖北省と欧州、中央アジアなどの貿易が急増していることを反映している。『中欧班列(武漢)』は、物流コスト低減、貿易効率向上、産業協力促進などを通して、湖北省と欧州、中央アジアの貿易を押し上げている」との見方を示した。

「中欧班列(武漢)」の安定した越境輸送ルート58本がすでに開通し、ユーラシア大陸の40ヶ国、120都市と繋がり、欧州と連結し、中央アジアをカバーし、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国と連結し、さらに、日本や韓国とも繋がるインターモーダル輸送ネットワークを形成している。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年6月25日

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