第8回中国国際輸入博覧会、企業展示エリアの契約面積が30万㎡超

人民網日本語版 2025年07月09日16:07

第8回中国国際輸入博覧会(輸入博)の消費財展示エリアおよびサービス貿易展示エリアの事前需給マッチングイベントと上海企業誘致PRイベントが8日、上海で行われた。同イベントを通じて、第8回輸入博に海外企業から出展申し込みが相次いでおり、企業商業展示エリアの出展契約済みの面積はすでに30万平方メートルを超えたことが分かった。

7月8日に行われた第8回中国国際輸入博覧会(輸入博)の消費財展示エリアおよびサービス貿易展示エリアの事前需給マッチングイベントと上海企業誘致PRイベントで、海外からの出展企業関係者(左から1人目)が中国のバイヤーとのマッチングを行う様子。(撮影・葉宣駅)

7月8日に行われた第8回中国国際輸入博覧会(輸入博)の消費財展示エリアおよびサービス貿易展示エリアの事前需給マッチングイベントと上海企業誘致PRイベントで、海外からの出展企業関係者(左から1人目)が中国のバイヤーとのマッチングを行う様子。(撮影・葉宣駅)

中国国際輸入博覧局の戈宏副局長は、「第8回輸入博は今年11月5日から10日まで上海で開催される。これまでに、各交易団(チーム)の組織作業は秩序よく進んでおり、専門バイヤーの参加申し込みが全面的にスタートし、関連イベントの開催受け付けも始まり、的確な企業誘致と需給マッチングが引き続き強化されている。会期中は、来場、商談、契約などに関する各種サービスを一層向上させ、出展企業や業者によりよい体験を提供する」と述べた。

マッチングイベントの現場では、多くの出展企業が意欲を示していた。オーストリアの浄水器メーカーBWTの中国法人・倍世(中国)貿易有限公司の徐梅珍副社長は、「過去5回の輸入博で、当社は累計20種類余りの新製品を出展し、そのうち5種類はアジア初公開で、中国市場での反応は上々だった。今年は世界初公開のコーヒーマスター向け浄水システムを出展する予定だ」と話した。

「輸入博皆勤賞」のポルトガルの家庭用化学製品メーカーMootaa(茉汰)の周俊中華圏総裁は、「長年連続で出展する中で、当社は中国市場の原動力を深く感じ取った。長江デルタ地域に中国における最初の工場を建設したいと考えており、すでに用地選定の初期段階に入っている」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年7月9日

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