李強総理がアラブ連盟のアブルゲイト事務総長と会談

李強総理は9日、訪問先のエジプト・カイロで、アラブ連盟のアブルゲイト事務総長と会談した。新華社が伝えた。

李総理は「中国とアラブ諸国は互いに信頼し合う良き友人であり、良きパートナーだ。中国側はアラブ側と発展戦略をさらに連携させ、引き続き高い質で『一帯一路』（the Belt and Road）を共同建設し、エネルギー、経済・貿易、投融資、航空・宇宙などの分野で協力を拡大し、新エネルギー、人工知能（AI）、デジタル経済、ブルーエコノミーなど新興分野で協力の潜在力を深く掘り起こし、象徴的な旗艦プロジェクトや『小規模だが素晴らしい』民生プロジェクトを統合的に推進し、双方の人々により良く恩恵を及ぼしていくことを望んでいる。双方は文明間の対話や人的・文化的交流を強化し、青年、シンクタンク、大学、文化観光などの分野での協力を強化し、人的往来の円滑化措置の実施を検討し、国民間の親善と民心の通じ合いを促進する必要がある。中国側は国連、上海協力機構、世界貿易機関、G20などの場でアラブ側と意思疎通や調整を強化し、共通の意志を示し、共通の声を発し、より公正で合理的なグローバル・ガバナンス体制の構築を後押ししていくことを望んでいる。アラブ連盟に対しては、引き続き中国アラブ関係の発展において重要な役割を果たし、来年の第2回中国アラブサミットを共同で成功させることを希望する」とした。

アブルゲイト事務総長は「アラブ側は中国側と政治的相互信頼を深め、揺るぎなく支持し合い、中国アラブ協力フォーラムの枠組みで、貿易、投資、人的・文化的分野などでの交流と協力を深めていくことを望んでいる」と表明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年7月10日