海南島全域で12月18日から「関税をゼロにする封関運営」実施へ

人民網日本語版 2025年07月23日13:55
海南島全域で12月18日から「関税をゼロにする封関運営」実施へ

中国国務院新聞弁公室が23日に開催した記者会見において、中国国家発展改革委員会の王昌林副主任が、海南自由貿易港の「関税をゼロにする封関運営」(以下は「封関」)を今年12月18日から正式に実施することを、中共中央が認可したことを明らかにした。

王副主任によると、「封関」というのは「島を封鎖」するということではなく、開放をさらに拡大し、海南自由貿易港の質の高い発展を促進するための措置だ。「封関」実施後、海南島と世界の往来がさらに円滑化し、自由になるほか、大陸部との円滑で効率的な連絡も維持される。現段階の「封関」制度の規定で海南自由貿易港から大陸部へと移動させる場合に検査を受ける必要がある一部の貨物を除いて、大部分の貨物、全ての人員、物品、交通機関が海南島を出入りする場合は引き続き現行の規定に基づいて管理され、「封関」の実施前後で変化はない。そのため、海南島に出張や旅行で行く場合、今まで通り特別な証明書の発行などの手続きをする必要はない。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年7月23日

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