西蔵自治区の標高2400メートルの村で樹齢416年の野生ブドウの木確認
人民網日本語版 2025年09月16日10:32
左貢県繞金郷左巴村で撮影された樹齢416年の野生ブドウの木(写真左、9月12日撮影・格桑朗傑)。
西蔵(チベット)自治区昌都(チャムド)市は今月14日、同市林業・草原局が、左貢(ゾガン)県繞金郷左巴村で発見された野生のブドウの木の樹齢が416年であることを正式に確認したことを明らかにした。その木の高さは約8メートルで、根本の周囲長は209センチ、胸高周囲長は160センチ、胸高直径は67センチ。専門家は、「標高の高い地域で確認済みの生育している野生ブドウの木としては最高齢。現時点で、中国全土で確認済みの野生ブドウとしても最高齢だ」と説明する。新華社が伝えた。
この野生ブドウの木は、昌都市の第3回古樹・名木資源調査において発見された。同調査に参加した中国農業科学院・果樹研究所の副所長を務める、国家ブドウ産業技術体系の首席科学者・王海波氏は、「標高2400メートル前後の場所で、樹齢400年以上の野生ブドウの木が確認されたのはこれが初めてのこと。高原地域の植物の多様性を反映しており、科学や歴史を研究するうえで価値が極めて高い」との見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年9月16日
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