西蔵自治区で1千年以上受け継がれている伝統衣装「普蘭服飾」

人民網日本語版 2025年09月24日16:19
西蔵自治区で1千年以上受け継がれている伝統衣装「普蘭服飾」
「普蘭服飾」を身にまとった西蔵自治区阿里地区普蘭県科迦村の女性たち(撮影・貢確)。

西蔵(チベット)自治区阿里(ガリ)地区普蘭県において、現在まで受け継がれ続けている独特なチベット族の伝統衣装「普蘭服飾」は、中国国家級無形文化遺産に指定されている。中国新聞網が伝えた。

1000年以上の歴史を誇る「普蘭服飾」の中でも、最もゴージャスで独特なのは、女性が着る「孔雀(クジャク)服飾」で、普蘭県科迦村の7世帯に、先祖から代々受け継がれてきた7セットが現在も残されている。重さは1セット当たり20キロ以上で、金や銀、トルコ石、メノウ、サンゴ、真珠などが使われており、そこには何百年もの歴史の重みが詰まっており、「着ることができる1千年の歴史」と呼ばれている。そして今日に至るまで、この美しい服飾文化がこの地で受け継がれ続けている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年9月24日

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