中国商務部、米企業3社を「信頼できないエンティティ・リスト」に追加

人民網日本語版 2025年09月26日14:40

中国の「信頼できないエンティティ・リスト」作業メカニズムは25日、自律型水上艦艇を開発するサロニックテクノロジーズ、コンタクトレンズのアルコン、エンジニアリングサービスのオーシャニアリング・インターナショナルの米国企業3社を、「信頼できないエンティティ・リスト」に追加すると発表した。

中国商務部の報道官によると、ここ数年、サロニック、アルコン、オーシャニアリングの3社は中国の強い反対を顧みず、台湾地区との間でいわゆる軍事技術協力を展開して、中国の国家の主権、安全、発展の利益に深刻な損害を与えた。中国は「中華人民共和国対外貿易法」「中華人民共和国国家安全法」「中華人民共和国反外国制裁法」などの法律に基づき、「信頼できないエンティティ規定」第二条などの規定に基づき、法律に依拠して3社の法的責任を追及する。

同報道官は、「中国は信頼できないエンティティ・リストの問題を一貫して慎重に処理しており、法律に依拠して中国の国家安全に危害を与える極めて少数の外国のエンティティを対象にしているだけであり、誠実で法を遵守する外国のエンティティは懸念する必要は全くない。中国政府はこれまでと同じように世界各国の企業が中国に来て投資を行ったり事業を展開したりするのを歓迎するとともに、法令を遵守する外資系企業の中国での経営活動のために安定した、公平で、予測可能なビジネス環境を提供できるよう尽力していく」と述べた。

この公告は即日、正式に施行された。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年9月26日

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