重慶で非常に珍しい鐘乳洞が発見!石膏の結晶群やパンダの骨を確認
人民網日本語版 2025年10月16日14:23
重慶市南川区合渓鎮で最近、二次浸出型石膏鐘乳洞が発見された。洞内の石膏の結晶は規模が大きく、形態も多様で、中国では非常に珍しい鍾乳洞となっている。
鍾乳洞内には、様々な見た目や形態をした景観が延々と続いている。なかでも特に注目を集めているのが、その形態がひと際変わっている石膏の結晶群だ。現時点で、鍾乳洞内には、原生の石膏の結晶が約3キロにわたって広がっていると見られており、その構造はいずれも整っており、形状は美しく、ほぼすべての石膏の形態をカバーしている。
同鍾乳洞ではすでに、比較的完全さを保っている動物の頭蓋骨や、その他の部分の骨のかけらなどが発見されている。中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の研究者・黄万波氏が現場で鑑定した結果、それらの骨はパンダの骨であることが判明している。今後、専門家が頭蓋骨のDNA鑑定を行い、いつの時代のパンダの骨かや、遺伝子などについて最終的な結論が出されることになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年10月16日
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