中国全土を覆う強い寒気 衣替え注意報マップ「秋冬への備えを」

人民網日本語版 2025年10月17日15:37

中国では16日から19日にかけて、強い寒気が北から南まで多くの地域を覆い、平均気温は累計で4~8度低くなる見込みだ。特に内蒙古(内モンゴル)自治区の中西部、華北エリアの北部、東北エリアの南部、湖南省と貴州省の一部の地域では、気温が10度以上低下すると予想される。このたびの寒気は北方エリアをより一層冷え込ませるだけでなく、南方エリアの例年にない暑さを終わらせることになると見られている。

寒気の影響については、16日から17日にかけては主に北西地域の東部、華北地域、黄淮平原一帯などに広がり、南方エリアには19日頃に出現する見込みだ。

気温が下がった後、全国の多くの地域で気温が今年下半期の最低を更新し、北から南に向かって寒暖の季節変わりが進行する。華北エリア北部と東北エリアは最高気温が最も低い日で10度以下になり、最高気温20度のラインが南下して長江を越えると予想される。例えば、北京は19日の最高気温が11度、最低気温は2度まで下がり、体感的に季節はほぼ冬の冷え込みとなる。

南方エリアでは、週末になると、わずか1~2日で気温が10度前後低下するとみられる。気温が低下した後、江南エリアの大部分では最高気温が20度前後になり、華南エリアでも25度前後になり、30度を超えるところが数えるほどになる。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年10月17日

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