「東京2025デフリンピック」が11月15日開幕 中国から100人以上が出場へ
人民網日本語版 2025年10月31日15:44
聴覚障がい者のための国際スポーツ大会である第25回夏季デフリンピック競技大会「東京2025デフリンピック」が11月15日から26日までの12日間にわたり、東京で開催される。中国は、陸上やバドミントン、ボウリング、自転車(ロード)、オリエンテーリング、水泳、卓球、テコンドー、テニスといった競技に出場する選手約100人を派遣する予定だ。その中で、ボウリングとオリエンテーリングは、初出場となる。中国新聞網が伝えた。
デフリンピックは、聴覚および言語に障がいをもつ人々のためのスポーツ大会。競技の公正さを保つため、参加選手は競技に参加する際、補聴器などを外さなければならない。同大会は国際オリンピック委員会(IOC)のサポートの下、4年に1度、夏季大会と冬季大会がそれぞれ開かれている。パラリンピックに次ぐ世界の身体障がい者を対象としたスポーツ大会となっている。
「デフリンピック」夏季大会に中国の選手が参加するのは今回で8回目。中国の選手が大会に初参加したのは1989年にニュージーランドで開催されたクライストチャーチ大会だった。同大会には、中国人選手8人が卓球競技に参加した。
今回で25回目を迎えた今年の「デフリンピック」では21競技が実施され、約70ヶ国・地域から選手約3000人が参加することになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年10月31日
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