中国の「英才計画」で累計1万2827人の革新型後継人材を育成

教育部（省）は11月12日午前、「教育大会から1年・教育改革進行中」をテーマにした記者会見を開催した。中国科学技術協会（中国科協）科学技術普及部の任海宏副部長は会見で、「中国科協が広く科学技術従事者を動員し、青少年の科学的素養の向上に力を注ぎ、科学的精神の育成を重視することで、新時代の科学技術教育に新たな活力と原動力を注入している」と述べた。科技日報が伝えた。

任氏は、「中国科協が革新型後継人材の育成を支援している。教員研修の革新的な実施、専門水準認証基準の策定を進め、「テーマ別研修」「中堅教員交流」「博物館と学校の連携実践」という3つの特色プログラムを中心に推進。900件を超えるカリキュラム事例を開発し、1万人以上の小中学校の理科教員と40万人近くの青少年科学指導員がオフライン研修に参加し、オンライン視聴回数は延べ1千万人近くに上り、受講者の総合満足度は96％に達した。また、科学的方法と科学的思考の育成に焦点を当て、大学や研究機関と連携して「科学的手法特訓キャンプ」イベントを1万回以上実施している。さらに、小中高生向けの『英才計画』を継続的に実施している。科学者が『大先生』として高校生の『優秀な人材の卵』を育成する取り組みでは、2013年以来、延べ4100人以上の科学者が指導教員として参加し、これまでに累計1万2827人の革新型後継人材を育成した」と説明。（編集YF）

「人民網日本語版」2025年11月13日