中国の正月映画の興行収入がすでに40億元超え

オンラインプラットホームのデータによると、今月18日午後10時45分の時点で、正月映画(2025年11月28日から12月31日までに封切られる映画)の興行収入が合わせてすでに40億元(1元は約22.1円)の大台を超えた。正月映画として50作品以上が封切られ、サスペンス、ファミリー映画、アクション、SFといったジャンルをカバー。観客の多様なニーズを満たしている。
中国映画を見ると、「得閑謹制(Gezhi Town)」が今月6日に封切られ、初日の興行収入が1億元を超えた。現時点で、興行収入(先行上映・前売りチケットを含む)は3億3000万元以上となっている。旧日本軍と戦う一般人をテーマにした力作である同作品では、機械工場の組み立て工・莫得閑が、戦争から逃げるために、無理やり家族を連れて山奥に行き、防空砲兵の隊長・肖衍らと、村「戈止鎮」で、身を落ち着ける場所を探していた。しかし、旧日本軍の偵察兵が突然やって来て、村の静けさが破られる。そして絶体絶命の窮地に、自分たちの村を死守するために、村民全員が力を合わせて戦う様子が描かれている。
サスペンス映画「匿殺(The Fire Raven)」と「用武之地(Escape From The Outland)」では、ハラハラドキドキが連続のストーリーが展開される。警官が紀元前250年へとタイムスリップする人気ファンタジードラマの初映画化作品である「尋秦記(Back to the Past)」のクリエイターはドラマと同じで、タイムスリップして戻れなくなり、悪戦苦闘する物語が描かれている。この3作品は、新年到来に合わせて、12月31日に封切られることになっている。
海外作品を見ると、ジェームズ・キャメロン監督がメガホンを取る人気映画「アバター」シリーズの第3作「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」が今月19日に中国で封切られる。全く新しい冒険を、大迫力の3D映像で楽しむことができる。上映中の「ズートピア2」の興行収入はすでに36億元を超えて北米市場を上回っている。同作品の国別興行収入では、現時点で世界トップとなっており、中国の映画市場が開放されていて、活力にあふれていることを反映している。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年12月19日
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