ブルーベリーにまつわる科学知識 大きい方が栄養があるとは限らない

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最近、ブルーベリーが爆発的な売れ行きを示している。価格よりもさらに目を引くのは粒のサイズだ。これまでよく食べられていた直径12~14ミリほどのものは小粒とされ、今や大型化が進んで最大で直径30ミリ達するものもあり、チェリーに匹敵するほどの大きさとなっている。ただ、粒が大きくなればなるほど栄養価も高くなるとは限らない。
アントシアニン含有量が非常に高いブルーベリー
ブルーベリーにはアントシアニン、ポリフェノール、食物繊維が豊富に含まれている。ブルーベリーのアントシアニンは眼底に直接届く数少ない抗酸化物質であり、目の疲れを軽減する働きがある。ポリフェノールは血管の炎症を軽減し、食物繊維は血液中の脂質を調整し、心臓血管の健康を守る。
100グラムのブルーベリーには70~500ミリグラムほどのアントシアニンが含まれている。そのため、中~小粒(直径14~16ミリ)のブルーベリーを毎日10~20粒食べれば、1日に必要なアントシアニンを手軽に摂取できる。
同じ重さなら、粒が小さいほど果皮の割合が高まり栄養もアップ
ブルーベリーのアントシアニンは主に果皮に含まれる。研究によると、同じ重さであれば、大粒のブルーベリーの果皮の表面積は小粒のブルーベリーよりも小さくなるという。つまり、同じ重さなら、小粒のブルーベリーをたくさん食べた方が果皮の面積が増え、摂取するアントシアニンも多くなるということになる。
2020 年の「Journal of Agricultural and Food Chemistry」発表された研究によると、ブルーベリー12品種を測定したところ、小粒のブルーベリーはアントシアニン含有量と抗酸化力の点で大粒のブルーベリーを上回ることが明らかにされた。
ただしブルーベリーは良いことずくめという訳ではない。アントシアニンは強い抗酸化力を持ち、活性酵素から体を守ってくれるが、摂取しすぎるとミネラルの吸収を妨げるので、貧血や亜鉛不足の人は大量に食べて大量のアントシアニンを摂取しない方がいい。また胃腸が弱い人も食べ過ぎには注意が必要だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年3月17日
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