中国外交部の華春瑩副部長が推す中医薬「化橘紅」が大ヒット商品に

人民網日本語版 2026年03月11日10:10

広東省茂名市管轄下の化州市で生産されている「化州柚」の皮を乾燥させた中医薬「化橘紅」が最近、ソーシャルメディアの検索のトレンド入りしている。それは、現在開かれている全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)において、中国外交部(外務省)の華春瑩副部長が、化橘紅で作られたのど飴を2個食べて、「食べたことがあるのど飴の中でも、のどが一番スッキリして、効果が一番高い」と話したことがきっかけとなっている。

華副部長の発言により、化橘紅がネット上の話題を瞬く間にさらい、多くの人が「化橘紅って何?どんな効果があるの?」と興味を持つようになっている。

のどを潤し、痰を除き、気の流れを良くし、脾臓の働きを高める「化橘紅」

中国では特定の産地で収穫された有名な生薬は「道地薬材」と呼ばれる。化州市の化橘紅もそれに当たり、「南方エリアのチョウセンニンジン」とも呼ばれている。南宋時代(1127-1279年)には、すでに化州の地で「化州柚」が栽培されていた。そして、2006年に、化橘紅は新規地理的表示(GI)に登録されて保護されるようになった。さらに、2012年には化橘紅(中医薬文化)は広東省無形文化遺産項目に登録され、2024年には、「食薬物質」目録に登録された。

化橘紅は、喉のかゆみや痰を症状とした慢性気管支炎や喘息、寒さによって生じる邪気「寒邪」が原因の咳などの治療によく使われている。声のかすれや喉の乾燥、かゆみ、のどの強い異物感、風邪に罹った後の止らない咳、季節の変わり目などの咳などにもピッタリの中医薬となる。

痰を取り除く効用のほか、化橘紅には気の流れを良くし、脾臓の働きを高め、消化不良を改善し、酔い覚ましや脂っこさの解消、デトックスといった効用もあり、嘔吐、消化不良、飲みすぎが原因の不快感、長期の胃痛などの治療にも使われる。

普段の暮らしに取り入れることができる「化橘紅」レシピ

 化橘紅はちみつドリンク:コップに化橘紅を3グラム入れて、沸騰した湯を適量注いで3-5分ほど置く。さらに湯の温度が40度くらいまで下がってから、蜂蜜を入れて混ぜれば出来上がり。冷えが原因の咳や喉のかゆみ、痰、消化不良、飲み過ぎが原因の体調不良などに効く。

 化橘紅苦杏仁ドリンク:化橘紅10グラム、川貝母10グラム、苦杏仁30グラムを水洗いしてから、鍋に適量の水と共に入れて沸騰させる。沸騰したら弱火で50分ほど煮込み、少し冷めてからろ過し、氷砂糖を加えて出来上がり。1日1杯飲むと、肺を潤し、咳を止める効果がある。気管支炎やぜんそく、痰などの症状を抑える効果もある。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年3月11日

注目フォトニュース

関連記事