海洋エネルギー資源データベースの初期構築が完了

自然資源部(省)はこのほど、中国において全国海洋エネルギー資源データベースの初期構築が完了したと明らかにした。すでに浙江省および福建省の沿海地域における海洋エネルギー資源集積地域に対する精密調査が完了しており、両省海域における潮流エネルギーと波浪エネルギーの開発可能量は7000万キロワット(kW)を超え、中国の約4000万世帯の年間電力需要を賄うことができるという。経済日報が伝えた。
海洋エネルギーは重要な再生可能エネルギーであり、潮汐エネルギー(潮位差エネルギーおよび潮流エネルギーを含む)、波浪エネルギー、温度差エネルギー、塩分濃度差エネルギーなどが含まれる。
国家海洋技術センターの研究員である武賀氏は、「中国の海洋開発は沿岸域から遠洋へと急速に拡大している。海上での生産・生活においては、よりグリーンで持続可能なエネルギー供給への需要が一層高まっている。海洋エネルギーの大規模利用を加速させることは、遠洋における総合的な支援能力の向上、開発コストの低減、海上エネルギーの独自支援能力の強化にとって重要な戦略的意義を持ち、海洋開発を資源ポテンシャルから現実の生産力へと転換するための重要な支えとなる」と語る。
中国初のメガワット級潮流エネルギー発電ユニット「奮進号」は運用開始から4年近くが経過し、100メガワット級実証プロジェクトの第1期工事も着工している。また、世界初のメガワット級波浪エネルギー発電装置「南鯤号」は日発電量などの主要指標が予定通り達成されており、初の半潜水式波浪エネルギー養殖プラットフォーム「澎湖号」も安定的に稼働している。
2025年2月には、自然資源部と国家発展・改革委員会など6当局が「海洋エネルギーの大規模利用推進に関する指導意見」を通達し、30年までに海洋エネルギーの設備容量を40万kWに拡大していることを目指すとともに、島嶼におけるマルチエネルギー補完型電力システムや海洋エネルギーの大規模実証プロジェクトを整備し、応用シーンの拡大と高度化を進め、効率的かつ安定的で、低コストの一連の海洋エネルギー技術装備の体系的形成を目指すとしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年4月3日
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