中国独自開発の「深海ステーション」、初運用を完了

人民網日本語版 2026年02月09日14:02

甬舟(寧波―舟山)鉄道金塘海底トンネルの寧波側施工現場で2月6日、中国初のシールドマシン用飽和加圧坑内進入装置「深海ステーション」が初運用を実施し、水深75メートルの高圧環境下におけるシールドマシン坑内進入作業を成功裏に実施した。これは、中国が独自開発したシールドマシン飽和加圧坑内進入技術が実用化されたことを示すもので、将来の大深度海底横断トンネル建設や深層地下空間開発に向けた重要な技術的蓄積となる。科技日報が伝えた。

「深海ステーション」は海底の高圧環境を精密に再現することが可能で、最大飽和作業深度は100メートルに達する。中鉄十四局甬舟鉄道プロジェクトの現場責任者である胡浩氏は、「作業員は『深海ステーション』に入ると、海底と同等の圧力に保たれた居住用の『寧海キャビン』で生活する。毎日、『宇宙船外活動』のように『宇宙エレベーター』に相当する探海キャビンに乗って海底のシールドマシンへ到達し、そのまま高圧作業場所に入り、設備の保守やカッター交換を行う」と説明。

「深海ステーション」は作業深度の制約を突破しただけでなく、限られていた作業時間の大幅な延長も実現した。加圧坑内進入作業における1回当たりの有効作業時間は従来の40分から8時間へと引き上げられ、複数チームによる24時間体制の交代勤務が可能となった。最長作業サイクルは28日に達し、安全性と作業効率の両面で協調的な進展を遂げた。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年2月9日

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