技術力により海外市場で好調な売れ行きを見せる河北省の子ども向け製品
河北省邢台市平郷県では、子供の電動乗用玩具がロシアやメキシコなどの国へ次々と出荷されている。また、雄安新区の容城県では、AIぬいぐるみが欧州や中央アジア、東南アジアなどへ輸出されている。今年の「国際子供の日」(6月1日)には、河北省の子ども向け製品が世界各地の店頭に並んだ。中国新聞網が伝えた。

雄安新区容城県にある中国(雄安新区)玩具本部拠点でAIぬいぐるみの機能を説明するスタッフ(5月28日撮影・韓氷)。
邢台市平郷県では、子供用自転車、電動乗用玩具、玩具の年間生産量が1億5500万台(点)に達し、製品は180以上の国・地域へ輸出されている。邢台天大車業有限公司の戴亦飛社長は、「国際子供の日は輸出の繁忙期で、今年最初の5ヶ月間だけで当社の電動乗用玩具の輸出額はすでに200万米ドル(1ドルは約159.7円)近くに達した」としている。
戴氏によると、有名自動車メーカーのIPライセンスを取得した同社製品は現在最も人気の高い電動乗用玩具のカテゴリーとなっており、2年連続で輸出の「ヒット商品」となっている。その背景には数々の画期的な技術がある。スマートデフロックや自動クラッチなどの装置が1台の電動乗用玩具に搭載されており、複数の実用新案特許を取得している。
一方、雄安新区容城県にある中国(雄安新区)玩具本部拠点では、全国市場シェアの8割を占めるぬいぐるみ産業もテクノロジーによって注目を集めている。河北海発玩具有限公司営業部の薛熒氏によると、国際子供の日向けの注文は通常3ヶ月前から受注を開始する。同社の今年の国際子供の日向け受注量は前年同期比30%増加し、そのうち海外向け受注は15%増加した。
薛氏は、「AIチップを組み込むことで人と機械の対話、指示への応答、知育教育など複数の機能を実現できるAIぬいぐるみが市場の新たな人気商品となっている。国内市場で人気を集めるだけでなく、100種類以上の言語に切り替え可能なAIぬいぐるみは、欧州、中央アジア、東南アジアなどの顧客からも高い評価を得ている」と説明。
薛氏はさらに、「当社では汎用大規模言語モデルを基礎として、子ども専用の小規模言語モデルを構築した。不適切な内容を自動的にブロックし、子どもたちが安全に利用できるようにしている」としている。
河北師範大学商学院の趙芮熙准教授は、「テクノロジー要素は製品の競争力と価格決定力を大幅に高めており、河北省の子ども向け製品が海外市場へ進出する新たなセールスポイントとなっている。河北省の子ども向け産業は、極めて高いコストパフォーマンスと大規模な製造能力を武器に、世界市場における重要なサプライヤーとなりつつある」との見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年6月3日
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