貴州省で開催された「棚田コンサート」が大きな話題に

人民網日本語版 2026年08月07日17:13

貴州省畢節市大方県の奢香古鎮で8月1日夜、棚田を会場としたコンサートが開催された。

奢香古鎮には幾重にも連なる棚田が広がり、それを遠くから見ると、「大地の指紋」のように見える。コンサートでは、貴州省民族楽団の演奏者が、中国の伝統楽器である古筝や二胡、笛などを演奏し、古鎮は詩情あふれる雰囲気に包まれた。1万人を超える観客は、天然の階段席である棚田に座り、伝統楽器の音色と谷を渡る夜風、虫の鳴き声が織りなす幻想的なひとときを楽しんだ。

奢香古鎮の棚田は、中国でも珍しい市街地に位置する彝(イ)族伝統の棚田で、総面積は11万平方メートルに及ぶ。棚田コンサートの企画者兼総監督の王磊氏は、「会場設計の最大のコンセプトは『地に足がついた親しみやすさ』。音楽ホールやスタジアムで行うようなスタイルではなく、大地そのものからステージが現れたような空間を作りたかった」と説明する。

コンサート会場は観客の盛大な拍手や歓声に包まれたほか、インターネット上でも大きな反響を呼び、注目を集めている。ネットユーザーからは、「これこそが、民族音楽のあるべき姿」や「棚田で演奏された楽器や打楽器の音が、1千年にわたって大自然に眠っていた記憶を呼び起こしたかのようだ」といった声が寄せられている。 (編集KN)

「人民網日本語版」2026年8月7日

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