湖北省の神農架のイヌワシが巣立つ 2000人余りのバードウォッチャーが集結

人民網日本語版 2026年08月24日10:58

湖北省の神農架林区で今月19日、イヌワシの幼鳥が無事巣立った。これにより約4ヶ月にわたったイヌワシ観察の絶好の機会が終わり、バードウォッチャーらも次々帰途に就いた。そして、神農架の断崖観察スポットも静けさを取り戻した。中国新聞網が伝えた。

獲物をくわえて巣に戻るイヌワシ(撮影・鄭成林)。

獲物をくわえて巣に戻るイヌワシ(撮影・鄭成林)。

中国で国家一級保護動物に指定されているイヌワシが神農架で初めて確認されたのは2009年のことだった。今年3月、イヌワシが繁殖のために作った巣をバードウォッチャーが偶然発見。その情報が瞬く間に広がり、イヌワシが自然繁殖する全ての過程をカメラに収めようと、バードウォッチャーが次々と神農架に押し寄せていた。

道沿いにカメラを設置してイヌワシを撮影するバードウォッチャー(撮影・鄭成林)。

道沿いにカメラを設置してイヌワシを撮影するバードウォッチャー(撮影・鄭成林)。

イヌワシを撮影する過程で、バードウォッチャーたちは、「派手な色の服を着ない」、「大きな声を出さない(イヌワシの鳴き声も真似しない)、撮影のためにドローンを使わないという、自分たちで作った3つのルールを守り、イヌワシを警戒させないように心掛けた。

イヌワシを撮影するために、神農架に1ヶ月以上留まったバードウォッチャーも少なくなく、固定の場所でイヌワシを観察するバードウォッチャーもいれば、山の奥にまで足を運んでその他の鳥を探すバードウォッチャーもいた。こうして周辺の消費が押し上げられる期間が長くなり、周辺の民泊施設の稼働率が例年と比べて高くなった。

崖の間を飛ぶイヌワシ(撮影・鄭成林)。

崖の間を飛ぶイヌワシ(撮影・鄭成林)。

神農架は森林率が高く、生態系が健全に保たれているため、野生の鳥類が470種類以上確認されている。これは中国全土で確認されている鳥類の31.3%を占める数字となる。神農架にはバードウォッチング拠点が11ヶ所設置されており、毎年、中国国内外のバードウォッチャーがたくさんやって来る。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年8月24日

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