中国、7月の1日平均チップ生産量が約17億個に
7月には、中国の一定規模以上の工業企業による集積回路の生産量は530億個に達し、1日平均で約17億個のチップを生産した計算になる。今年1~7月、中国の集積回路輸出額は前年同期比99.5%増の2160億ドル(1ドルは約155.9円)に達した。これは2025年通年の輸出額2019億ドルをすでに上回っている。経済日報が伝えた。
この一連のデータは、中国の集積回路産業が新たな急成長期を迎えていることを示している。
世界市場の動向が強力な推進力となっている。世界的なAIブームによって巨大な市場が開拓され、メモリーチップの需要が急増している。メモリー業界はスーパーサイクルを迎え、メモリーチップが輸出増加を牽引する主力品目となった。製品価格が大幅に上昇したことにより、輸出額も急増している。
国内市場の巨大な規模も成長の土壌を蓄えている。中国には世界最大級の国内応用市場があり、人工知能(AI)、自動車エレクトロニクス、産業制御などの分野で需要が継続的に顕在化している。これはチップ産業に十分な試験の場と成長の土壌を提供し、国内外の市場が相互に補完し合うことで、生産・販売ともに好調な状況を生み出している。
完全な産業チェーンも供給面での優位性をもたらしている。設計、製造からパッケージング、テストに至るまで、中国の集積回路産業は世界でも数少ない一貫した産業チェーンを備えている。28ナノメートル以上の成熟プロセスのチップ生産能力は世界全体の30%近くに達している一方、世界のチップ応用需要の70%は成熟プロセスに集中している。海外の大手企業が生産能力の重点を先端AIチップへと移す中、成熟プロセスに注力し、安定した信頼性の高い生産能力を持つ中国企業が、世界的に強まるこの実需を的確に取り込んでいる。
チップの生産量と輸出が急増しているにもかかわらず、先端チップは依然として海外の技術封鎖の影響を受けており、重要材料や製造設備の国産化率も十分ではない。現在の生産能力の伸びは主にメモリーチップと成熟プロセスに依存しており、中・低価格帯のチップでは生産能力が集中し、重複投資の問題も存在する。一方、先端チップの生産能力は不足しており、構造的な供給不足が生じている。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年9月7日
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