「China Haul」再燃! 1人平均3個のスーツケースで爆買いがトレンドに

今年の 中秋節連休(今年は9月25~27日)には、全国各地の出入国検査所で出入国観光客がピークを迎えた。国家移民管理局の予測では、連休期間の1日平均出入国者数は延べ225万人に達するという。中央広播電視総台が伝えた。
一般的な印象として、これまで外国人観光客が中国に来ると、行く先は北京の故宮、天壇、万里の長城、天安門、または上海の外灘、東方明珠タワーなどに限られ、広州や西安、成都、杭州に行くのは「旅の達人」くらいだった。その後、240時間トランジットビザ免除政策が打ち出され、ビザ免除で入国した人が24省・自治区・直轄市の指定区域内に240時間滞在することが可能になり、地域を跨いで移動することもできるようになった。240時間、つまり10日間あれば、基本的にどの都市でもじっくりと楽しむ旅をすることが可能だ。
インバウンド観光では最近、確かに「じっくり楽しむ」ことが目立った特徴になっている。たとえば、9000ドル(1ドルは約157.1円)出して中国のハイテク工場を見学するツアーに参加する人がいる。また、外国人観光客による「China Haul」、つまり「中国でのショッピングの戦利品紹介」が海外のSNSで大きな話題になり、爆買いするための「1人平均3個のスーツケース」が多くの外国人観光客の標準装備になった。外国人観光客が従来の人気観光スポットだけでなくハイテク工場にも足を延ばすようになり、ショッピングの対象がハイテク製品から中医学ヘルスケアへと広がりを見せる今、インバウンドにはどのような新しいトレンドが見られるだろうか。
アルジェリアから来た観光客のアイマンさんは、「自分は中国をほぼ回った。中国はすごく面白い国で、来るたびに新しいものに出会える。今回は中秋節に当たったので、友人や家族のためにプレゼントをたくさん買った。特に月餅を買った」と話した。
海外のSNSでは、中国のおすすめ観光スポットだけでなく、中国でのショッピングの話題も非常に注目を集めている。ドローン、アクションカメラ、折り畳み式スマートフォンなどのハイテク製品から、スーツケース、衣類、アロマグッズまで、中国ならではの「トレンド感あるお土産」を爆買いするために、外国人観光客は空のスーツケースを持って中国にやって来る。さらには、より効率的にたくさん買い物をするために、中国のECプラットフォームでのネットショッピング利用方法をマスターし、商品の送り先を滞在先の中国のホテルにして、帰国する時に全部持って帰るという人もいる。
英国からの観光客のジェームズ・ロバートさんは、「すごく便利。スマホとアプリで何でもできて、2分あれば操作が完了する。商品が届くスピードも本当に早い」と話した。
スロベニアから観光に来たダニエルさんは、「中国はとても面白い国だと思う。たくさんの新しい技術があって、物事が非常にスピーディーに発展していく様子を見ることもできれば、豊かな歴史もあり、素晴らしいところだ。服やお茶、おもちゃなどいろいろ買った。中国には店がとてもたくさんあるのに、スーツケースのスペースには限りがあって、どれを買うか選ぶのが大変だった」と話した。
同時に、中国の伝統的ヘルスケア文化・製品の体験も、外国人観光客の消費リストに入るようになった。中医薬ソープ、お灸グッズ、中医学に基づく薬膳料理などがますます人気を集め、「医療+観光+ショッピング」の越境消費モデルもより一層充実してきている。
ロシアの旅行会社アヤックスグローバルのクロージャ・オリカ社長は、「中医学の美容はロシア人女性にとって非常に魅力があり、関連製品も多くの観光客に喜ばれている。この業務には大いに将来性があり、提携がスムーズに進むことを期待している」と話した。
インバウンドは今や、従来の観光スポット訪問やショッピングの枠にとどまらなくなっている。中国の科学技術力の絶え間ない進歩にともなって、スマート工場が人気スポットになり、「ハイテク工場ツアー」もインバウンド文化観光の新たなトレンドになった。たとえば、あるスマート製造企業の自動車工場では、海外からの観光客が最先端のスマート製造シーンを前にして目を輝かせる光景が見られる。
ブラジルからの観光客は、「この工場では、至るところに配置されたロボットの稼働効率、部品の製造工程、溶融金属を直接用いた車体部品の一体成型プレス加工を見ることができた。どのプロセスも実にクールだった」と振り返った。
同工場の社員は、「今年は海外からの見学が大幅に増加しているため、5月に英語での解説ツアーを正式にスタートしたほか、多言語ガイドサービスの充実も図っており、外国人観光客の見学ニーズによりよく応えることを目指している」と説明した。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年9月30日
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