中国の国慶節連休、「趣味旅行」が若者に人気
中国では、10月1日から7日までが国慶節(10月1日)に合わせた7連休となった。江西省南昌市の手作り体験館の店主をしている陳恵欣さんは7日、「国慶節の連休中、当店の体験予約はずっといっぱいで、連日、クッキー作り体験だけでも30件以上の予約があった。参加者の多くは他の地域から来た若い観光客だった。没入型の手作り体験は多くの若者にとって旅行の新たな選択肢になっている」と話した。
今年の国慶節連休には、趣味をベースにして実際の体験を重視する「趣味旅行」が若者の間で人気を集めた。SNSでは、江西省景徳鎮での陶芸体験、雲南省普洱(プーアル)市でのコーヒーテイスティング体験、貴州省凱里市で蝋染めの技法を学ぶ体験など、趣味や関心に基づいてさまざまな手作り体験をした多くの若者が旅行記や攻略ガイドを共有している。
上海市から観光で景徳鎮を訪れた00後(2000年代生まれ)の劉穎さんは、景徳鎮での行程に1日かけて陶芸を学ぶ体験を組み込んだ。「ずっと陶芸に興味があった。旅行中に自分の手で作品を作れるなんてとても有意義だし、旅の体験を豊かにできるだけでなく、自分だけの作品を持ち帰ることもできる」と劉さん。
趣味や関心は、若者が旅行を計画する際の重要な要素になりつつある。ソーシャルコマースプラットフォームの小紅書がこのほど発表した「2026年小紅書趣味旅行トレンドレポート」によると、同プラットフォームでは趣味が原動力となる「体験型」旅行の検索件数が大幅に増加している。美団のプラットフォームでは、今年の国慶節連休の最初の3日間、「コーヒー作り体験」、「粘土陶芸講座」、「パン・お菓子作り講座」、「メイクアッププライベートレッスン」など、さまざまな趣味の講座の検索件数が増え続けた。
江西省社会科学院文学・文化研究所の劉宇副研究員は、「若者が『趣味旅行』を好むのは、体験経済の下で旅行消費が高度化したことの表れだ。この旅行スタイルは若者の趣味のニーズを満たすと同時に、文化観光の供給が標準化された商品から没入型の特色ある体験プログラムへと移行することも後押ししている」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年10月8日
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