スーパーエルニーニョが発生 中国の秋と冬にどんな影響?

人民網日本語版 2026年10月10日16:23

中国国家気候センターの観測によると、今年9月にスーパーエルニーニョ現象が発生し、体系的な観測が行われるようになって以来、史上最強のエルニーニョ現象となっている。スーパーエルニーニョは中国の今シーズンの秋や冬の気候にどんな影響を及ぼすのだろうか?

専門家によると、今年の秋(10‐11月)は、中国の中部・東部の大部分で降水量が例年より多くなり、江南エリアの大部分と西南エリアの東部の一部では降水量が5‐8割増える見通しで、極端な降水、山津波、土砂崩れ、土石流などのリスクが高まることが予想される。一方、内蒙古(内モンゴル)自治区の西部・南部や西北エリアの東部・北部などでは、降水量が例年に比べて2‐5割少なくなると予想されており、干ばつ、森林火災、草原火災のリスクが高まる見通しだ。

冬(2026年12月‐2027年2月)は、中国の気温は全体的に例年より高くなるものの、寒波襲来の頻度はやや多く、暖かい日と寒い日の差が激しくなると予想されている。降水量は例年より多くなり、一時的な強い寒波の襲来や南方エリアの低温、雨や雪、凍結などの影響に重点的に対応する必要がありそうだ。

2027年の春から夏にかけて、エルニーニョ現象は急速に衰退し始め、終息すると予測されている。ただ、中国の気候に対する影響は依然として大きく、異常気象が多発し、気温が目に見えて高くなり、夏には高温、熱波の強度が高まり、影響を受ける範囲も広くなると予想されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年10月10日

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