2013年9月4日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:13:36 Sep 04 2013

宮崎駿監督の5度の引退宣言を振り返る 今回こそ本当?

 第70回ベネチア国際映画祭の記者会見の場で、スタジオジブリの代表が日本のアニメ界の巨匠、宮崎駿監督の引退を表明したことは、世界に大きな衝撃を与えた。しかし、宮崎監督はこれまでに5回引退を表明した過去がある。今回は、その経緯を振り返ってみたい。揚子晩報が伝えた。

 第70回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出された日本アニメ映画界の巨匠、宮崎駿監督の新作アニメ「風立ちぬ」の記者会見で、スタジオジブリの星野社長が突然、宮崎監督が引退することを発表した。もしかすると宮崎監督の引退は、監督が身を置くこの時代に対する失望によるものなのかもしれない。「風立ちぬ」の公開前に、宮崎監督は、「世界がギシギシ音を立てて変化している時代に、今までと 同じファンタジーを作り続けるのはもはや無理があると思った」と語っている。

 かつて宮崎監督と2度にわたって対談をしたことがある作家、半藤一利氏は、「監督は引退したいという希望をこれまで何度も私に語ったことがある」と打ち明けた。半藤氏は、宮崎監督が今回引退を宣言した理由として、「日本の美しい自然と昭和時代の東京の風景がすでに現在のアニメでは描けなくなったことによる。宮崎監督は時代が絶え間なく変遷していく中、自分は心の中の美しい世界をもう再現する力がないと感じている」という見方を示した。

[1] [2] [3]



 

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古