中国における留学生の約半数が「一帯一路」沿線国出身の最新報告

人民網日本語版 2019年12月13日10:02

中国グローバル化シンクタンク(CCG)と国際教育改革サミット(WISE)、国際教育協会(IIE)は11日、共同で「世界の人材競争:世界から留学生を呼び込むための国家戦略の比較」報告を北京で発表した。報告によると、中国の「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブが、教育交流を効果的に強化するのに一役買っており、中国における留学生の約半数が、「一帯一路」の沿線国から来ていることが明らかになった。中国新聞社が報じた。

報告によると、中国は世界から留学生を呼び込む面で大きな成果を収めている。現在、中国は、世界各国に送り込む留学生が最も多い国になっているだけでなく、海外からの留学生受け入れで人気が高い国の一つにもなっている。中国で学ぶ留学生の数は2018年、前年比で約11%増加した。

報告によると、知識とイノベーション主導型経済の規模が世界的に拡大を続けているというのが、各国が留学生を呼び込みたいと願う主な理由の一つとなっている。留学生を呼び込むため、中国は主に、▽教育の質の向上▽経済的支援や奨学金の提供▽カリキュラムや教育スタイルの改革‐‐などの対策を講じている。

報告によると、実習、居留許可証をスムーズに取得可能や卒業後中国で就職できる各種プロジェクトなどが、中国で学ぶ留学生の間で好評を博している。中国は、ハイテクやECなどを専門に学ぶ留学生が、卒業後、スムーズに就職できる機会を作り出している。北京や上海、深センなどの都市は、現地の技能の格差をめぐる問題を解決するべく、関連の政策を制定している。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年12月13日

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