中国国防部「日本は南中国海問題でもめ事を起こすのを止めるべき」
人民網日本語版 2025年06月27日16:20
日本の海上自衛隊がフィリピン軍と合同訓練を実施した件について、中国国防部(国防省)の張暁剛報道官は26日の定例記者会見で、「南中国海問題でもめ事を引き起こし、地域の平和と安定を破壊するのを止めるよう日本側に促す」と述べた。中国新聞社が伝えた。
【記者】海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いせ」と護衛艦「すずなみ」が先ごろ、フィリピンのマニラ港に寄港し、フィリピン軍と合同訓練を行ったとの日本メディアの報道について、コメントは。
【張報道官】日本は南中国海問題の当事者ではなく、特定の国による主権侵害の挑発行為に肩入れし、後押しすべきではない。我々は日本側に対して、南中国海問題でもめ事を引き起こすのを止め、地域の平和と安定を破壊するのを止めるよう促す。日本は誤った道を突き進んではならない。
【記者】日本の岩田清文・元陸上幕僚長が、過去2年間、釣魚島(日本名・尖閣諸島)周辺で中国のプレゼンスが絶えず高まっており、特に強硬さを増す最近の中国の行動は、釣魚島を奪取するための上陸作戦の準備だと見られるという趣旨の発言をしたことについて、コメントは。
【張報道官】釣魚島及びその附属島嶼は中国固有の領土だ。中国側による自国の管轄海域における巡航・法執行は、法に則り主権を行使する正当な措置だ。最近、釣魚島情勢を不安定化させ、事態をエスカレートさせているのは、まぎれもなく日本のほうだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年6月27日
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