上海協力機構外相会議が天津で開催 今後の発展について王毅氏が5つの提言
人民網日本語版 2025年07月16日15:38
上海協力機構(SCO)外相会議が15日に天津で開かれ、王毅中共中央政治局委員(外交部部長)が議長を務めた。新華社が伝えた。
王氏は「現在、百年間なかった大きな変化が加速し、激動と変革が交錯し、共振している。世界の多極化と経済のグローバル化がさらに進行し、グローバル・サウスが強大化しつつある。その一方で、逆行的な覇権主義と強権主義、保護主義が台頭し、地域紛争が頻発している。新たな情勢の下、加盟国は歴史と未来に対して責任ある姿勢で、SCOの強化についてさらなる共通認識を形成する必要がある」と指摘。
SCOの今後の発展について(1)初心を忘れず、「上海精神」を発揚する(2)安危を共に担い、安全保障の礎を固める(3)互恵・ウィンウィンを図り、発展のエンジンをかける(4)隣国と親しく善意を持って交わり、美しいふるさとを共に築く(5)正しい道を堅守し、公平と正義を守るという5点を提言した。
王氏はエルメクバエフSCO事務局長との共同記者会見で、SCOサミットを8月31日から9月1日にかけて天津で開催すること、関連行事に20数ヶ国の首脳と10国際機関のトップが出席することを発表した。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年7月16日
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