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金馬奨 50周年で往年の人気俳優が勢ぞろい

  • 台湾のアカデミー賞こと金馬奨は今年、50周年の節目を迎える。特別な意義を持つ今回の受賞式には、歴代受賞者の俳優や監督ら計112人が出席し、会場を盛り上げる予定だという。

基本情報

  • 審査委員会委員長:李安(アン・リー)監督
    広報大使:張曼玉(マギー・ チャン)

審査委員長に李安監督詳細へ












台湾アカデミー賞授賞式が開催

 台湾アカデミー賞こと第50回台湾金馬奨の授賞式が23日に台北で行われ、章子怡(チャン・ツィイー)が『一代宗師』で最優秀主演女優賞、李康生が『郊遊』で最優秀主演男優賞を受賞した。

金馬賞 マギー・チャンが広報大使に
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  • 金馬賞のイメージ広告を公開
  • イメージ広告は金馬賞主席の侯孝賢(ホウ・シャオシエン)監督が手がけたもので、長さは約30秒。張曼玉が遠くから歩み寄り、背景には金馬賞の古典的なスチール写真が登場する。
    侯監督によると、同広告はタイムトンネルのアイデアを表したもので、背景に歴代の金馬賞受賞作品などの貴重な映像を使い、時間と空間のイメージを生み出している。「50年という時間の中を彼女が歩いてきたというイメージだ。時間を金色の線で表している」。

オープニングの陣容

最優秀作品賞:「バ媽不在家」詳細へ


  • 監督:陳哲芸(アンソニー・チェン)
    受賞 最優秀作品賞、最優秀オリジナル脚本賞、最優秀新人監督賞、最優秀助演女優賞
    ストーリー 1997年、アジア通貨危機の影響下にあるシンガポールで、フィリピン人のテレサが住み込みのメイドとしてある家庭に雇われ、その家庭の息子と家族にも似た関係を築く様子を描く同作品は、生活感にあふれている。
    評価 審査員長を務めた台湾の巨匠・李安(アン・リー)監督は、「同作品はとても純粋で、技術もすばらしい。監督は金馬電影学院出身だが、このような技術をどこで学んだのかと感じるほど、力みがなかった。同作品を見ていると心配事も忘れてしまう」と評価した。

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