張曼玉の金馬賞のイメージ広告を公開
今年は台湾地区の台湾版アカデミー賞と呼ばれる「台湾金馬賞」の設立50周年にあたる。今年の同賞の広報大使に選ばれた張曼玉(マギー・チャン)のイメージ広告がこのほど発表された。京華時報が伝えた。
同広告は金馬賞主席の侯孝賢(ホウ・シャオシエン)監督が手がけたもので、長さは約30秒。張曼玉が遠くから歩み寄り、背景には金馬賞の古典的なスチール写真が登場する。近くに来た張曼玉は指で金色の曲線を描き、魅力的な笑顔を見せ、最後に「金馬賞の50年、ハッピーバースデー」と語る。侯監督によると、同広告はタイムトンネルのアイデアを表したもので、背景に歴代の金馬賞受賞作品などの貴重な映像を使い、時間と空間のイメージを生み出している。「50年という時間の中を彼女が歩いてきたというイメージだ。時間を金色の線で表している」。
張曼玉はこれまで5回金馬賞を受賞し、そのうち4回は女優賞を獲得しており、金馬賞の広報大使に最もふさわしい人物といえる。広報大使を打診された時には驚き、監督に「必ずなる」と答えたという。
長年映画に出演していた張曼玉はレンズの中で変わらぬ優雅な姿を見せている。「初めて侯監督と一緒に仕事をした時には興奮した。今では(映画撮影は)何年も出演していないが、戻ったら自然な感じで現場の感覚に馴染んだ」。今年の金馬賞は11月23日から台北で行われる。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年10月15日