日本発のメイドカフェは、メニューはごく普通だが、ウェイトレスがアニメの中のメイドの衣装を身に着けているのが特徴だ。日本のアニメブームに伴い、「メイド文化」は中国人にとってすでに珍しいものではなくなった。北京のCBD(中心業務地区)にあるメイドカフェは、北京では初めてアニメの舞台パフォーマンスが見られる。カフェに入ると、すぐに日本式の可愛いメイド服を着たウェイトレスが目に入る。メイドたちに可愛い声で「ご主人様、お帰りなさいませ」と声をかけられると、客たちはもうアニメの世界へ入り込んでしまう。
店内のインテリアも、手描きのメッセージボードや、メイド服専用の肩章など、店長とメイドたちが心を込めてデザインしたものだ。日本語原版の漫画やアニメのフィギアなども数多く置いてある。店長によると、客層は10代の中高生から30代の会社員までさまざまだが、大多数がアニメファン。常連客も多く、アニメを好きなだけでなく、メイドカフェの雰囲気が好きで、友達を作りに来ている人も多いという。メイドたちのサービスも非常に行き届いており、客のリクエストなど細かい部分に気を配り、心のこもった笑顔を見せてくれる。
ここで働くメイドたちは皆非常に可愛らしい。ほとんどが現役の学生だという。ここで働くには応募後、面接試験を受ける必要がある。メイドたちは、ここでの仕事は学業の妨げになるどころか、むしろ多くの友達と知り合え、社会経験も積めると考えている。メイドたちはウェイトレスとして働く以外に、アニメの舞台にも出演している。機会があれば、ぜひ一見あれ。(編集MZ)
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