時間:2012年11月
場所:人民網スタジオ
内容:日中友好市民倶楽部の小野寺健理事長が中日民間交流を語る。

小野寺氏「日本でも中国でも誤解されながら活動している」

日中友好市民倶楽部の小野寺健理事長はこのほど、人民網のインタビュー番組に出演し、中日友好に向けた取り組みや最近の両国関係に対する考えなどを語った。「我々も気を引き締めて、日中関係の改善のために努力する必要がある」と呼びかけた。

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小野寺氏「日中友好市民倶楽部は地道な活動を展開する」

 

  日中友好市民倶楽部のもとは、市民が顔と顔の見える交流を通じて相互理解を深め、アジアの平和と安定に寄与する、そういう地道な活動を展開するという趣旨のもとで設立されています...


 

小野寺氏「人材育成、大学教育に比重を置く」

 

  具体的には、当初の活動と倶楽部を設立した後と、若干質的な違いがあります。当初私が個人で活動をしていた時は、吉林省、河北省、河南省の貧しい地域を友人から紹介していただいて、孤児の方、貧困家庭の子どもたちに学費援助や学用品を寄贈するという活動をしておりました...


 

小野寺氏「中国で日本語教育の質的な変化がある」

 

  論文コンクールを主催する趣旨から話しますと、やはり私は日本の一友人としてと思うのは、日本語を学習された学生が日本企業や日本人の道具になるのではなくて、社会の主人公になるためには、日本語学習を通じて、論理的な思考の回路を身につけた学生を養成することが大事だろうと...


 

小野寺氏「日本でも中国でも誤解されながら活動している」

 

  原動力というのは日本に戻ってもよく聞かれます。「中国が好きなんですか?」と聞かれるわけですが、好き嫌いではありません...


 

小野寺氏「中国も日本も政治家の力量を問われている」

 

  それは我々が国交正常化の原点に立ち戻ることだろうと思います。我々は国交正常化という先人の努力の上にあぐらをかいていたのではないかと...


 

小野寺氏「中国における日本語教育にささやかな貢献へ」

 

  いままでの中でこれは自画自賛な面もあるのですが、中国における日本語教育、人材育成ということでは、ささやかな貢献ができたのではないかと思います...


 

小野寺氏「関係改善のためにあぐらをかいてはいられない」

 

  日中関係というのはいろいろな軋轢(あつれき)があります。しかし古代で言えば鑑真が失明し、命の危険を犯して日本に渡航し、唐招提寺を建立し、戒律を伝えました...