中露青年友好交流年の開幕式が28日、ロシア・サンクトペテルブルクで盛大に行われ、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が書面で祝辞を寄せた。
習主席は祝辞で「私とプーチン大統領は今年と来年を中露青年友好交流年とすることを共に決定した。これは中露包括的・戦略的協力パートナーシップの継続的なハイレベルでの運用を促し、中露の世々代々の友好を促し、各分野での実務協力を先導するためである。この行事の開催は、両国の指導者が中露関係の長期的発展に着眼して決定した重大な措置だ。青年は国家の未来であり、中露関係と中露両国民の友情の未来だ。両国の青年が時代と共に歩み、中露包括的・戦略的協力パートナーシップの発展の大勢に沿って、自らの夢を中露両国の共同発展、共同繁栄の事業に融合させ、中露両国と両国民の友好事業と素晴らしい未来のために積極的に貢献することを希望する」と表明した。
プーチン大統領は祝辞で「露中国家年など一連の大規模な人的・文化行事によって教育、科学、文化、観光、スポーツなど各分野で両国の協力が大きく開拓された。青年年の開催によって両国の青年と学生の結びつきがより積極的で豊かなものとなり、露中の伝統的友情がより良く継承され、露中包括的・戦略的協力パートナーシップのさらに踏み込んだ発展が促される」と表明した。
開幕式には中国の劉延東副総理、ロシアのゴロジェツ副首相のほか、中露両国各界、青年の代表ら2000人近くが出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月29日