甘粛省地震、専門家「二次災害に注意が必要」 甘粛省定西市の岷県と◆(=さんずいへんに章)県の境界付近で22日に発生したマグニチュード(M)6.6の地震で、被災地でのメディア交流会が25日に開かれた。関連の専門家らは、地震発生後の被災地での調査により、小規模な堰止湖(せきとめこ)や土砂崩れなどの二次災害を確認したことを明らかにし、救援活動において地質災害対策を強化しなければならないと注意を呼び掛けた。
甘粛地震 被災地の緊急給水問題、ほぼ解決 甘粛省水利庁の陳徳興・副庁長は25日夜、甘粛省定西市岷県と◆県の境界付近で発生したマグニチュード(M)6.6の地震に関する記者会見の席上で、「被災地の水利施設の被災状況と危険な状態に関する調査は大体終了し、現地の緊急給水問題もほぼ解決した」と語った。
甘粛省の地震 被災地区での助け合い 甘粛省岷県梅川鎮馬家溝村の避難場所で24日、涼麺を作る岷県禾駄郷禾駄村の住民、韓想娃さん。同村も今回の地震による被災地区の一つだが、住民たちは震災後に自発的に募金を募り、小麦粉を購入して涼麺を作り、他の各郷鎮の避難場所で被災者に提供している。
甘粛省地震、被災地では十分な輸血用血液を確保 22日午前7時45分(日本時間同8時45分)に甘粛省定西市の岷県と◆(=さんずいへんに章)県の境界付近で発生したマグニチュード(M)6.6の地震で、同省の血液センターは23日、定西市の血液センターを通して被災地に2度にわたり輸血用血液を送ったため、現在被災地では負傷患者の治療のための十分な血液が確保されたことを明らかにした。
甘粛省地震:習近平主席が被災者救援に全力を挙げるよう指示 北京時間22日午前7時45分に甘粛省定西市の岷県と◆県の境界付近でマグニチュード6.6の地震が発生した。午後8時までに死者は89人、負傷者は600人余りに上っている...