甘粛省地震、被災地では十分な輸血用血液を確保
22日午前7時45分(日本時間同8時45分)に甘粛省定西市の岷県と◆(=さんずいへんに章)県の境界付近で発生したマグニチュード(M)6.6の地震で、同省の血液センターは23日、定西市の血液センターを通して被災地に2度にわたり輸血用血液を送ったため、現在被災地では負傷患者の治療のための十分な血液が確保されたことを明らかにした。人民網が報じた。
22日午前8時、第一陣として17.2リットルの血液と12リットルの血漿が岷県梅川鎮に届けられた。午後5時ごろには第二陣として、17.9リットルの血液と、6リットルの血漿が◆県と岷県に届けられた。同センターはさらに、近くの渭源県にも6リットルの血液を届けるよう手配した。現在、定西市の血液センターには40リットルの血液が保存されている。
同センターの郭豫学・主任は23日、「天気の変化が激しく、臨床用の血液が不足している。市民は積極的に無償の献血に参加してほしい。そうすれば、通常の需要だけでなく、被災地の血液の需要にも備えることができる」と呼びかけた。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年7月24日