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中国式の「大救援」体制 政府から民間まで

人民網日本語版 2014年08月07日16:50

中国赤十字の災害ボランティアチーム「藍天救援隊」の張勇隊長にとって、ヘリコプターのプロペラの音と携帯電話から発せられる微信(Wechat)・微博(ウェイボー)の通知音は、被災地から聞こえる鼓動と同じ意味を持っている。新華網が伝えた。

張隊長を含む藍天救援隊の100人あまりの隊員は現在、雲南魯甸地震の被災地で捜索・救助活動を行っている。被災地入りした彼らが驚かされたのは、微博や微博を通じて被災者たちから絶えず救助を求めるメッセージが送られてくることだ。

張隊長は「被害が深刻だった地域では、電波が悪く電話はかけられないが、微博と微信で連絡を取り合うことはできる。被災者は現地の被害状況やニーズを伝えてくれ、我々は緊急処置や措置を伝えている。昨日は高速道路上で立ち往生している200人あまりと微信で連絡を取り合った」と語る。

8月3日午後4時34分、雲南省魯甸県でM6.5の地震が発生、これまでに589人の死亡が確認されている。

地震発生後、国は直ちに緊急時対応メカニズムを発動した。地震発生から40分後には、震源地付近の400人あまりの人民解放軍・民兵予備役部隊が救助活動を開始、成都軍区、雲南省軍区の部隊も被災地に駆けつけた。5日深夜には全国各地から1万人あまりの解放軍兵士が被災地に到着した。


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